離婚して親権を持っている子供が成人!名字は変更できる?

今や3組に1組が離婚しているという統計もでている日本の離婚率。

3組に1組ということは、結婚した夫婦の3分の1が離婚しているということになります。

これは世界で見ても第6位です(先進国のみ)

離婚は年々増えているので、これからもっと順位が上がりそうですね。

ところで離婚する時に親権をとった子供が成人したら、その子は名字を変更できるって知っていましたか?

未成年の間は親権者がいなくてはいけないんですが、成人するともう親権者はいりません。

自分の名字も自分で決めることが出来るんです。

今回は、その方法について調べてみました。


離婚時に名字を選べる

離婚したら妻は、夫の名字をそのまま名乗るのか、旧姓に戻るのか決めることが出来ます。

普通は、旧姓に戻すのが一般的です。

でも子供が学校で何か言われると心配する人や会社に離婚がバレたら嫌という人は離婚してもそのまま夫の名字を名乗る場合があります。

これは「婚氏続称制度」と言って、離婚後3か月以内に離婚の時に称していた氏を「離婚後もそのまま名乗っていきたい旨の届け」を役所に出すことでできます。

元夫と同じ名字を名乗りたい場合は、離婚届と一緒に出したほうが手間を省くことが出来ます。

なので離婚する時は、名字についても考えておいた方がいいです。

私の場合は、離婚届を提出した時に役所で「名字はどうしますか?」って聞かれました。

どちらの名字を名乗るのかは、「今決めないと1回きりのチャンスだ」とも言われました。

私は、その時に旧姓を選びましたが、やむを得ない事由があれば3か月を過ぎても変更することができるんですね。

これを「氏の変更許可の申し立て」と言うそうです。

でもこれはやむを得ない事由があるときなので、めったに認められることはありません。

離婚する時は、親権だけではなく名字についてもよく考えてくださいね。

自分が夫の籍から出て旧姓に戻り、子供を連れて出ることになっても子供はそのまま夫の籍に入ったままです。

関連記事⇒別居から離婚すると子供の親権や面会は不利になる?面会交流権や監護権とは?

子供の名字は、裁判所で手続きをしないと変えることは出来ません。

この辺はお役所仕事でややこしいですね。

たかが書類上のことだとは言え、ここはきちんとしておきましょう。

でないと学校の書類など保護者がサインする時に母子で名字が違うということがでてきます。

もしそれを子供の友達が見たら「どうして?」ってことになり子供が可哀相です。

子供にそんな思いをさせるのが嫌な場合は、夫の名字をそのまま名乗った方がいいでしょう。

ただその場合、自分の気持ちの中で整理がつかなかったり、元夫の親族も複雑な思いが残ります。


親権を持った子供の名字は?

離婚した時に母親が旧姓に戻り、子供にも同じ苗字を名乗らせたい場合は法的な手続きをしなければいけません。

親権を取ったからといって、自動的に子供も自分の籍に入るわけではないんですね。

母親と同じ世帯には入れますが、戸籍はまた別物です。

子供の名字を変更するためには「子の氏の変更許可」を裁判所に申し立てなければいけないんです。

これは民法791条で決められています。

第791条
1、子が父又は母と氏を異にする場合には、子は、家庭裁判所の許可を得て、戸籍法 の定めるところにより届け出ることによって、その父又は母の氏を称することができる。

2、父又は母が氏を改めたことにより子が父母と氏を異にする場合には、子は、父母の婚姻中に限り、前項の許可を得ないで、戸籍法 の定めるところにより届け出ることによって、その父母の氏を称することができる。

3、子が十五歳未満であるときは、その法定代理人が、これに代わって、前二項の行為をすることができる。

4、前三項の規定により氏を改めた未成年の子は、成年に達した時から一年以内に戸籍法 の定めるところにより届け出ることによって、従前の氏に復することができる。

ただし、この手続をして母親の旧姓の籍に入っても通称でそのまま父親の名字を名乗っても問題はありません。

私も子供が小学生だったので「名字が変わったら友達に何か言われるかも」と心配したので通称で元夫の名字を子供に名乗らせていました。

学校の先生にも事情を説明し協力してもらいました。

離婚後に子供が成人した時

離婚した時は子供がまだ未成年で、母親が親権を取り子供は母親の籍に入った。

その後子供が成人した時に名字は変えられるのか?

という問題ですが、これは変えることが出来ます。

私も知りませんでした。

先程の民法791条の第四項
「前三項の規定により氏を改めた未成年の子は、成年に達した時から一年以内に戸籍法 の定めるところにより届け出ることによって、従前の氏に復することができる。」

ここです。

ただし、子供が成人してから1年の間にしなければいけません。

つまり、21歳までの1年間によく考えないとだめなんです。

もう成人したので、子供が自由に選ぶことが出来ます。

または、名乗りたい名字(父母どちらか)で自分を筆頭者にして新たに戸籍を作る方法もあります。

これを分籍といいます。

戸籍上の手続きさえちゃんとしていれば、住むのはどちらと住んでもいいし、ひとり暮らしをしてもいいんです。

この手続きは家庭裁判所ではなく、住所地がある役所に届けを出すだけです。

父親、または母親の姓のどちらかを選択するチャンスが1年間だけ与えられるということですね。

例えば、母親の旧姓が難しい字で人に覚えてもらいにくい名字だった場合、父親の名字に変えることも出来るということです。

私の旧姓も漢字が難しくてパソコンでも出ない字で、まともに読んでくれる人もいませんでした。

私は子供の頃から、自分の名字にコンプレックスがあってどこにでもある名字になりたいとずっと思っていました。

でも子供は、考え方が逆で変わった名字だから気にいってるらしいです(笑)

まとめ

今回は両親が離婚した後に、子供が成人したら名字を変えることが出来るのかについて調べてみました。

成人しているので、親権者はもういらないので子供の自由です。

離婚する時は、手続きが色々ありますが名字のことやその先まで考えて決断してくださいね。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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