3組に1組が離婚すると言われているぐらい、離婚率が高まってきた日本。
昔は、結婚したら一生添い遂げないといけないと言われ、嫌な事があっても女性の方が我慢をしてきました。
でも最近では女性も仕事を持ち、男性の収入に頼らなくなって自立した女性が増えてきました。
それがすぐに離婚へとつながっているのかもしれません。
我慢してまで嫌な相手と一緒にいなくてもって考えてしまうんでしょうね。
それに夫はいらないけど、子供は欲しいという女性も増えています。
そんな女性たちには、旦那さんはもはや価値のないものになっているのかもしれません。
今回はそんな女性たちが離婚を決意する理由について迫ってみました。
女性の離婚理由ランキング
第2位 DV
第3位 生活費を渡さない
第4位 モラハラ
第5位 浮気
第6位 浪費癖
第7位 家庭を顧みない
第8位 性の不一致
第9位 親族と仲が悪い
第10位 飲酒
出典:ricon-pro.comより
離婚ランキングはこちらの記事も参考にしてください。
⇒離婚理由ランキング2018!「親の事で離婚」は何位?
「性格の不一致」は離婚理由になる?
第1位は、「性格の不一致」なのですが、性格なんて結婚前から分かっていて当然と思ってしまいますよね。
でも結婚してから分かる場合もあるみたいです。
では具体的にどのような物なのでしょうか。
詳しくはこちらの記事にも書いているので合わせて読んでくださいね。
⇒相手に非がないけど離婚したい!理由がない場合は離婚できない?
「この人と、性格が合わないな」と感じる時は、様々な場面であると思います。
例えば、育児、ご飯、生活の仕方、親の世話、癖など・・・
あまりにも細かくありすぎて、全部ひっくるめて「性格の不一致」としてしまうケースもあります。
私の場合は、最初の夫はトイレに新聞を持ってはいるのでそれが嫌でした。
何となく、汚いというイメージがしたんです。
それに新聞を持って入ると長い間出てこないので、他の人がトイレに行きたくなっても入る事が出来ません。
性格とは違いますが、こんなちょっとした事も性格の不一致として片付けてしまいますよね。
私の場合は、最終的に姑との不仲が一番大きな離婚理由ですが、それまでも夫の嫌なところはたくさんありました。
でも結婚した以上、大きい目でいいところを探そうと思って努力もしました。
でも姑とのいざこざの時に私や子供を守ってくれなかったことが最終的に離婚理由となりました。
離婚する時は協議離婚だったので、特に理由をあげる必要もありませんでした。
協議離婚

基本的に「性格の不一致」だけで離婚調停しても成立する事は少ないと思います。
でも、協議離婚で相手が離婚に同意すれば離婚する事が出来ます。
協議離婚とは、お互い話しあって離婚という結論に至る事です。
その時に共有財産の分配や子供がいる場合は親権や養育権など事細かく決めることがたくさんあります。
それらをすべて決め、公証役場に行って公正証書にして保存しておくと、もし相手が約束を守らない時にそれを持って裁判すると相手のお給料も差し押さえする事が出来ます。
私も公正証書を作りました。
もちろん費用もかかりますが、これを持っているだけで相手も約束を守らざるを得なくなるんですよね。
もしお給料の差し押さえとなると、夫も会社での立場もあるし、そんなカッコ悪いことできないというのが男性の本音だと思います。
それに会社にばれると出世もできないし、周囲の目も冷たくなりますからね。
協議離婚でも必ず公正証書は作った方がいいと思います。
離婚する時は、こちらの要求を飲んでも相手が再婚したりすると約束を守らない可能性も出てきます。
自分の生活の方が大事になってきますからね。
いざという時に役に立つので、公正証書は必ず作ってください。
公正証書の作り方
公正証書なんて、長い人生の間に1回も作った事がないという人がほとんどだと思います。
私も友達に言われて初めて知ったんです。
なのでここからは、公正証書の作り方をご紹介します。
日時を電話で予約する
お住まいの地域にある公正役場に電話をして日時の予約をしてください。
ふたりで出向きますので、相手の都合のいい日を確認してから電話した方がいいです。
必要書類は、双方ともにいるので相手にも伝えてください。
必要な書類
身分証明書(下記のいずれか)
- 本人の印鑑証明と実印
- 運転免許証と認印
- パスポートと認印
- 住民基本台帳と認印
公正証書作成の内容
公正証書にして残したい内容を事前に準備しておくと早く済みますよ。
例えば、養育費や慰謝料、財産分与などです。
公証人は、その内容に違法性がないかチェックしてくれます。
公正証書読み聞かせ
証書が出来たら、公証人が読んでくれるので確認できたら双方が署名、捺印をして完了です。
原本の保存
全部で3部作成し、お互い1部ずつ持ち、残りの1部は公証役場で20年間保存してくれます。
手数料
100万円以下 | 5000円 |
100~200万円以下 | 7000円 |
200~500万円以下 | 11000円 |
500~1000万円以下 | 17000円 |
1000~3000万円以下 | 23000円 |
詳しくは、お近くの公証役場に効いてくださいね。
私の場合は、子供が大きくなって養育費が変わってきたりするたびに公正証書を書き直しました。
口約束だけでは破られても誰も味方してくれません。
自分の生活や身を守るためにも味方につけれるものは、何でも味方にしておいた方がいいです。
まとめ
女性が離婚を決意する理由は、相手との考え方、価値観が違ってくると全てを「性格の不一致」として片付けてしまいます。
全てが合わないと一緒にいても嫌悪感がまして、もう同じ空気も吸いたくないというのが本音のようです。
それは男性も同じかもしれませんね。
合わない相手と夫婦として一緒にいるなんて苦痛でしかありません。
育った環境が違うと考え方も価値観も違います。
それを理解してずっと一緒にいると決めるのが結婚という形になるのですが、ずっとその気持ちを持ち続けるのは難しいです。
でもせっかく結婚したのだから、ある程度の事は我慢した方がいいという考え方もあります。
男女の関係は難しいですよね。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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