などの理由で、相手に非がないけど離婚したいという場合があります。
特に決定的な理由がないので離婚は出来ないだろうなって悩んでいるあなた。
この先の記事を読めば何かヒントになることがあるかもしれませんよ。
相手に非がない
結婚当初はいいと思っていたところが、だんだん欠点になってくると相手に非がなくても離婚したいと考えてしまいます。
DVやモラハラ、浮気、借金などは相手に非があるので離婚は成立します。
でも「何となく嫌になった」という理由でこれを「性格の不一致」にして離婚理由にしても離婚は成立しません。
ではなぜ「性格の不一致」が離婚理由の第1位なのか?
ざっくり「性格の不一致」や「価値観の違い」を理由に離婚しますが、その中身は様々です。
・性格が細かい
・ズボラ
・潔癖症
・お金に厳しい
・信用してくれない
・何となく合わない
中には相手が浮気したことが離婚理由だけど、世間体が悪いので話し合って「性格の不一致」で片付ける夫婦もいます。
でも「性格の不一致」で離婚が成立するのはお互い納得して話し合いで合意しているからです。
相手に非がないのに、一方的に「性格が合わないから離婚して」と言っても相手も納得してくれませんし当然離婚は成立しません。
周囲に共感を求めても、あなたのわがままと言われるだけです。
それでも離婚を貫き通すなら、親や親族、友人も敵に回すぐらいの覚悟で臨まなければいけないでしょう。
それぐらい、相手に非がない離婚は難しいということです。
離婚理由がないけど離婚したい
「相手に非がない場合は離婚できない」と一言で片付けてしまっては身も蓋もありませんよね。
そこで相手に非がない、離婚理由がない、それでもどうしても離婚したいって人は以下の方法を試してみてください。
相手に離婚を合意してもらう
これがいちばんベストな方法です。
あなたの本当の気持を素直に話して、どうしても離婚したいという気持ちを相手に理解してもらうしかありません。
でもこれはなかなか難しいと思います。
そもそも相手は離婚したいと思っていないし、何も悪いことはしていないからです。
物わかりの良い優しい旦那さんなら、あなたの気持ちを理解してくれるかもしれません。
また逆にプライドの高い旦那さんも「離婚したい」と言われたらすがりつくようなことはしないと思います。
その代わりに相手から恨みや憎しみをかうかもしれません。
それでもいいなら難しいかもしれませんが、根気強く粘ってみてください。
相手が納得する慰謝料を払う
離婚したいと思っているのはあなただけなので、それ相当の慰謝料を相手に払って納得してもらう方法です。
相手も離婚を切り出されたら、精神的に傷つくでしょうしね。
お金を払ってでも離婚したいなら、この方法がいちばん手っ取り早いと思います。
この時の慰謝料は婚姻年数などにもよるので、離婚専門の弁護士さんに相談した方がいいでしょう。
でないと法外な金額を相手が要求してくるかもしれません。
別居する
すぐに離婚できなくても別居実績を作って離婚調停を申し立てる方法もあります。
これには年数がかかります。
でも一緒に生活するのが嫌なら、書類上の離婚より離れて暮らせるだけでも別居のメリットはあると思います。
何年も別居していれば相手も離婚に応じてくれるかもしれません。
別居については、以下の記事も読んで下さいね。
⇒別居期間は何年したら離婚が成立するの?うまく別居するためのコツも伝授!
一般的には別居実績を5年作れば離婚が成立すると言われていますが、これも絶対ではありません。
でも離婚できる可能性は高くなります。
「婚姻を継続しがたい事由」を考える
あなたが離婚したいと思い始めたのはどうしてですか?
離婚をしたいと思ったきっかけが何かあったはずです。
それをよく思い出してください。
例えば、生活費を削られたとか自分の行動を監視しているとか子供の教育方針に違いがあるとか。
そういうのは「性格の不一致」や「価値観の違い」として「婚姻を継続しがたい事由」になります。
でもこれもそう簡単にはいかないので、離婚専門の弁護士さんに相談した方がいいですね。
本当に離婚したいのか?
離婚の意志は固まっていると思いますが、もう一度自分の心に聞いてみてください。
一時の感情で離婚を考えているなら、後で後悔するかもしれません。
特に子供がいる場合はあなたの一時的な感情で父親を奪ってしまうことになります。
離婚後の生活もよく考える必要があります。
経済的なこと、子供の親権、再婚、ひとりの生活、実家の両親など離婚は結婚よりパワーがいるし、自分だけの問題ではありません。
まとめ
今回は相手に非がない場合、離婚が成立するのか、また理由がなくても離婚を成立させる方法についてまとめてみました。
精神的に病んでしまうぐらい、相手のことが嫌になっているなら話は別ですが、そうでないなら相手とよく話し合ってください。
できるだけ円満に解決する方法を見つけることが大事です。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
関連記事⇒離婚するための完ぺきな準備編!別居前にしておくべき重要な2つのこと!
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