こんにちは。みゆりんです。
しくじり先生でオリラジのあっちやんこと中田 敦彦(なかだあつひこ)さんが「星の王子様」について授業をしてくれました。
感動の授業でしたね。
今回は、中田さんが解説してくれた「星の王子様」が教えてくれた大切なことを解説したいと思います。
星の王子様

1943年にニューヨークで出版されました。
作者は、アントワーヌ・サン=デグジュペリ、フランス人です。
この本には「肝心なことは心で見ないと見えないんだ」という、大切なメッセージが込められています。
「星の王子様」は1953年に日本で翻訳され出版されました。
「星の王子様」あらすじ
あるパイロットが、サハラ砂漠に不時着しました。
「これから先どうしよう。1人で寂しい」
そう思っていた時に、突然、星の王子様が現われました。
星の王子様は、一軒家より少し大きい星に住んでいて薔薇と喧嘩して、その星を飛び出したそうです。
そして、いろんな星に行きました。
王子様が行った星には
・自分の体面を保つことを優先する王=権力
・大物気取りの男=人気
・酒びたりの呑み助=快楽
・夜空の星の所有権を主張し、その数の勘定に日々を費やす実業家=財力
・1分ごとにガス灯の点火や消火を行なっている点燈夫=労働
・自分の机を離れたこともないという地理学者=学問
このへんてこな6つの星を経て、王子様は7番目の星「地球」に来ました。
地球で、最初に出会ったのは「キツネ」
寂しかった王子様は、キツネに「一緒に遊んでほしい」と頼みますが、キツネは「仲良くないと遊べない」と答えます。
一見、キツネの発言はいじわるのように聞こえますが、キツネの「仲良く」という理論は「あるものを他の同じようなものとは違う特別なものだと考えること」だったのです。
王子様はキツネに言われて気付きました。
王子様がいた星にはたった1本の薔薇しかなかったのですが、地球にはたくさんの薔薇がありました。
でもたくさんの薔薇があっても自分が精いっぱい育てた薔薇が一番愛おしいと。
キツネと別れる時に「相手を悲しくさせるのなら、仲良くなんかならなければ良かった」と王子は思いました。
でもキツネの考えは「仲良くなった事は決して無駄なこと、悪い事ではなかった」だったんです。
王子はこのとき、初めて「大切なものは、目に見えない」という事を知りました。
ネットビジネスなら「大切な物」を失わずに済みます。
中田さんの授業
権力、人気、快楽、財力、労働、学問、この6つは人間が人生で一度は溺れやすいことだと教えてくれました。
「星の王子様」は「寓話」というジャンルになるそうです。
「寓話」とは、後世に伝えたい事を何かに例えた話です。
擬人化した動物などを主人公に教訓や風刺を盛り込んだ物語です。
例えば、「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」「北風と太陽」「金の斧」などですね。
「星の王子様」はそういう意味で、明確なメッセージを持った話だと思って読むと、読書の苦手な方も読みやすくなりますよ。
ジャンルを間違えば読みにくくなりますよね。
自分がホラーが好きなのに、読んでいて恋愛物だったら、読む気がなくなります。
星の王子様のその後
6つの変な惑星を見た王子様は地球を見てどう思ったか、気になりませんか?
王子様は地球の全体像を見て、こんな感想を持ちました。
・111人の王様
・7000人の地理学者
・90万人の実業家
・750万人の酔っ払い
・3億1100万人の大物気取り
・46万2511人の点灯人
これは相当強い皮肉です。
地球の人々に「あなたたちはその集まりだよ」ということが言いたかったんです。
地球にきて最初に出会ったキツネに教えてもらった「大切なものは目に見えない」
と言う事を、王子様は人々に気付いてほしかったんです。
「特別に費やした時間が、特別な物にするんだ。これが大事なことだ。」
これは、個人によって変わってきますが愛情の象徴です。
自分が現在、何に一番愛情を注いでいるか。
何に一番、時間を費やしているのか。
仕事、恋人、子供・・・年齢、立場によって愛情を注いでいく対象は違いますよね。
人生ではたくさんの薔薇の中から、ひとつだけの薔薇を選ばなくてはいけない場面があります。
最初から「運命の人に出会えないかな?」そんなことを考えている人がたくさんいると思いますが、実は違うんです。
「運命の人」とは突然出会うわけではなく、相手を大切にしながら過ごした時間が少しづつ相手を「運命の人」にしていくんです。
これは「逃げるは恥だが役に立つ」のみくりの母親も言っていましたね。
「運命の人なんていない。運命の人に自分でするもの。」って。
共通してますよね。
自分が一番時間を費やした物が、自分の運命を変えてくれるんです。
自分が望めば自分が望んだ方向に向いていくんです。
しくじり先生で、中田さんは語りました。
結婚発表をする直前「この人と本当に結婚していいんだろうか。もし失敗したらみんなに笑われてしまう。これからのキャリアにも傷がついてしまう。」
その時に、この「星の王子様」を読んだそうです。
そして中田さんは、こう思ったんです。
「この人が運命の人かどうかなんて、今はわかるはずがない。この人を大切にしながらこれから先、生きていくと何十年か先には、この人のことを運命の人と思える時が来るだろう。そういう風にこの人と過ごそう。」
素晴らしいですね。
今、恋人がいる人、旦那さんがいる人、こんな風に相手のことを思っていますか?
相手を変えることは難しいです。
でも自分を変えることは簡単ですよね。
自分が先に変わればいいんです。
自分が変われば相手も変わります。
運命も同じで、自分で変えていくんです。
自分が歩んでいきたいと思った人生を歩いて行くんです。
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