離婚してしばらくすると、また結婚してもいいかなって思う人と出会うかもしれませんよね。
でもそれがお互い子連れ同士となると話はややこしくなります。
バツイチ同士の再婚は、出来れば女性の方だけに子供がいる方が理想です。
男性はほとんど仕事で家にいない事が多いですからね。
子供と顔を合わせることも少ないでしょう。
でも好きになった人が子供を連れているからといって、それを理由に別れる事なんて出来ないですよね。
そこで今回は子連れ同士の再婚でも幸せなれるコツを伝授するので参考にしてくださいね。
子連れ再婚をするまでに
お互い再婚を決意するまでには、子供に「ママ(パパ)のお友達だよ」見たいな感じで紹介すると思います。
最初はそんな感じで、仲のいい友達であることを強調してください。
そして少しずつ、一緒に出かけたりしてみんなで過ごす時間を増やしていってください。
子供が相手に心を開くまでは何回も会わせて相手の事を理解してもらう必要があります。
離婚は結婚よりはるかに労力を使います。
手続もたくさんあって、仕事や家事の合間にそれらを片付けていかなくてはいけません。
離婚すると、2、3か月後には離婚ブルーにかかると言われています。
この時期は「もう二度と結婚なんかしない」と思う時期なんですが、やはり何年もたつと、「この人なら」という人が現れてまた結婚したくなるかもしれません。
それはそれでいい事です。
人は支え合って生きていくものだからです。
でも双方に子供がいる場合の子連れ再婚は、すんなりいくとは限っていないので、うまくいくためには努力が大切です。
お互いの両親の賛成

子連れ再婚の問題はお互いの子供が仲良くしていけるかという事が一番なんですが、それだけでなく両方の祖父母も関係してきます。
血の繋がっていない孫が出来るのですから、やはり反対されると思います。
孫が生まれて嬉しくて今まで歩んできた人生や思い出が、再婚相手の子供とはありません。
子供同士で一緒に遊びに行っても差をつけられるのは目に見えています。
特に年配の人は頭が硬いので柔軟に受け入れる事は出来ないと思います。
立場はちょっと違いますが、私は幼稚園の時には、もう両親の祖父母が亡くなっていました。
親戚のおじさんがおじいちゃん代わりをしてくれましたが、そのおじさんの本当の孫と私の年の差は2歳でした。
ほとんど本当の孫と同じ年齢です。
毎年、夏休みになると本当の孫と私と二人でおじさんの家に遊びに行きましたが、自分の孫にだけおこずかいを渡していました。
それを見た時に、「自分は本当の孫じゃないから」って子供心に傷つきました。
「私が見ていない時に渡してほしかった」それがその時の私の感情です。
小学校3年生の時でした。
私の場合は、おじさんにとって孫と姪という血のつながりがあります。
それでもそれだけ差をつけられるのですから全く血の繋がっていない場合は想像がつきますよね。
焦りは禁物
早く家族になりたいからと焦ってはいけません。
ゆっくり時間をかけて、お互いの子供の気持ちをつかんでください。
子供の年齢にもよりますが、今まで母親と二人だったのに急に父親と違う人と一緒に住み始めて「パパと呼んでね」と言われても戸惑うだけです。
これはもちろん逆の場合もあります。
本当の父親、母親との思い出はいつまでも子供の心の中に残っています。
もちろん一緒に住み始めるまでには、何回か再婚しようと決めた相手に子供を会わせていると思います。
うまくいっているから再婚を決意したと思うし、子供も懐いていると思います。
でもたまにあって一緒に遊びに行ったりプレゼントをもらっても、「パパ」とはまた違います。
それは子供が一番分かっている事です。
親が勝手に「もういいだろう」と思っても、子供の気持ちはまだそこまで固まっていないかもしれません。
自分の意思をはっきり言える年齢の子供ならいいですが、そうでない小さい子供に「新しいパパ欲しくない?」ってきいても分からないのが本音です。
無理矢理、「欲しいよね」って母親が自分の都合のいいように話を進めて行く事のないようにしてください。
子連れ再婚を成功させるコツ
お互いが子供を連れて再婚するのはハードルが高いです。
でもだからと言ってみんなが失敗するわけではありません。
ではどうすれば子連れ再婚を成功させるのか、いくつかコツがあるので順番に説明しますね。
なるべく家族で過ごす時間を増やす
せっかく再婚したのですからリビングなどで、なるべく家族で過ごす時間を増やしてください。
女性の場合は男性の方が仕事から帰ってくるのが遅いので、その間は自分の子供と再婚相手の子供と過ごす時間が多くなります。
やりにくいと思いますが、ここは頑張りどころですね。
再婚相手の子供が、自分の部屋にこもらないように話しかけたり一緒にご飯を作ったりしながらなるべく共有する時間を作るようにしてください。
相手の子供に気を使わない
自分の子供は言う事を聞かなかったりすると怒りますよね。
それは相手の子供にも同じようにしてください。
「怒ったら嫌われる」とか「うまくいかなくなるのでは?」と考えていると、いつまでも気を使って何も言えなくなります。
最初が肝心です。
何もしていないのに怒るのではなく「飴と鞭」で子供の心をうまくつかんでください。
自分の子供と平等に扱う
自分の子供にだけ物を買い与えるとか、おこずかいが足りないと言われたからあげる。
そういう事はやめてください。
再婚相手の子供もおこずかいが足りなくて困っているかもしれません。
でもそれをあなたに言えないでいるかもしれません。
再婚したからには相手の子供も自分の子供と同じと考えなければ子連れ再婚はうまくいきません。
夫婦が仲良くする
好き同士で結婚しても離婚する夫婦がいるのと同じで、再婚でも喧嘩をする時はありますよね。
でもなるべく子供の前で、喧嘩するのはやめてください。
「また離婚するのかな」と子供も不安になりますし、もし子供同士がうまく行っていたとしても、それをきっかけに仲が悪くなるかもしれません。
喧嘩する時は子供が寝てからとか、こっそりラインでやり取りをするなど子供に対する配慮を忘れないように!
元の親に会いにいっても嫉妬しない
離婚しても面会がありますよね。
帰ってきたら、本当の親と楽しかった事を色々話すかもしれません。
買ってもらったものを見せてくれるかもしれません。
でも決して寂しそうな顔をしたり、聞きたくないような態度はとらないでください。
「それぐらいで、自分の愛情は揺らぐものではない」と心にきめておいてください。
自分の子供として育てる決心をしたのですから、そんなことぐらいで揺らいでいたらこれから先もっと大変な事があっても対処できなくなりますよ。
まとめ
今回は再婚同士が子連れで幸せになれる方法についてまとめてみました。
ハードルは高いと思いますが、夫婦で協力して子供に対して思いやりを忘れなければきっと幸せになりますよ。
「生みの親より育ての親」といいますからね。
自分の子供のように育てていると、その愛情はきっと子供にも伝わりますよ。
今回の記事が参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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