妊娠中のつわりも人それぞれですが、ひどい人は本当にひどくてお風呂も入れなくて辛い思いをしていると思います。
幸いにも私は、つわりでお風呂に入れないという事はありませんでしたが、出血して入院していたので入浴は禁止されていました。
つわりはお腹にいる子供が男の子か女の子かで違う場合があります。
私の場合は、ひとり目が女の子で悪阻(つわり)らしい悪阻はありませんでした。
二人目の時は男の子で、出産真近の10か月までつわりがひどくてほとんど食べる事が出来ませんでした。
一般的に男の子の方がつわりがひどいと言われています。
それでもお風呂には入る事が出来ました。
そう思えばまだましだったのかもしれませんね。
今回は悪阻(つわり)がひどくてお風呂に入れない人たちはどうしているのか、私の入院中の経験も含めてお伝えします。
何も飲めなくて困っている人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
⇒悪阻(つわり)に効果のある飲み物や妊娠中にNGな飲み物をご紹介!
悪阻(つわり)がひどくなるのは夜
お風呂に入るのは、たいていが夜ですよね。
夜は一日の疲れがどっと出る時間帯です。
さらにお風呂に入るとリラックスしますよね。
それが余計につわりをひどくする原因でもあります。
リラックスする事が悪い事ではなく、昼間は張り詰めていたものが夜になるとフッと切れてしまうんですよね。
疲れも原因の一つですが、悪阻があっても昼間はひとりで頑張っていたものが夜になると旦那さんも帰ってくるので、つい甘えてしまうということもあります。
二人の子供なんだから、旦那さんにも分かってほしいという気持ちも関係しているのでしょうね。
妊娠中でなくても夜には誰でも疲れが出ます。
その疲れをお風呂で癒したり、寝ることで解消するのですが、妊娠中はそれがうまくできなくて辛い時期です。
つわりは安定期に入ると自然となくなるものですが、個人差があって私のように産む直前まである人もいます。
でも悪阻(つわり)が直前まであることによるメリットもありました。
それは妊娠中に一番気をつけなければいけない体重があまり増えなかった事です。
長女を妊娠中は、つわりが全くなく甘いものがすごく食べたくて我慢ができずにアイスクリームをよく食べていました。
その結果、体重は9kg増えました。
なんとか10kg以内に抑えることが出来ましたが、これにはかなりの努力をしました。
食べる事を我慢したり、便秘がちだったので薬をもらって便をため込まないようにしたり、検診前には朝食を抜いたりと・・・
悪阻がなかったので食欲を抑えるのはすごくつらかったです。
逆に長男を妊娠中は、ごく一般的な悪阻の症状がモロに出てご飯を炊いた時に炊飯器のふたを開けた時に吐く、レモンなどのすっぱいものが欲しくなるという感じでした。
ほとんど食べれなくて、その時に唯一食べれたものがミスタードーナツの野菜ラーメンでした。
丁度いい塩加減がさっぱりとして、こればかり食べていました。
なので体重は7kgしか増えなくて、出産後、胎盤や羊水が出ると体重はマイナスになっていました。
妊娠中、お風呂に入れない時の対策
さて、ここからはお風呂に入れない時の対策法です。
私も長女を妊娠中は、妊娠発覚後すぐに入院したので入浴が出来ませんでした。
長女の前に一度、妊娠しているのですが流産しているので癖になるといけないという事で大事をとって入院しました。
その時はずっと出血していたので、いつ流産してもおかしくないという状態でした。
入院中は、トイレ以外は動く事が禁止されていました。
なので髪の毛は、当然ですが体を洗う事も出来ません。
妊娠が発覚したのが10月でした。
もうそんなに暑い時期ではありませんでしたが、やはりエアコンがないと夜は寝苦しかったし、妊娠すると体温が上がるので汗かきになります。
看護師さんの目を盗んで、タオルを濡らして毎日、体を拭いたり、洗面所で洗顔したりしてました。
でも髪の毛だけは時間がかかるし、洗髪用の洗面所ではなかったので、ずっと腰をまげて洗髪するのは無理があったので出来ませんでした。
その時に使ったのが「水なしシャンプー」です。
使い方は、シャンプー液をコットンなどに浸して頭皮を拭きます。
水を使わないのですすぐ必要はありません。
主に介護の時に寝た切りでお風呂に入れない人のために作られたシャンプーです。
汚れは取れると思います。
でもこれで髪の毛のべたつきがなくなるというわけではありません。
臭いもなくなりません。
ただ汚れが落ちるというだけです。
スッキリはしますが、私は髪の毛のべたつきがなくなってほしかったので期待はずれでした。
そして肝心のお下です。
出血しているので綺麗に洗いたかったのですが、病院のトイレは洗浄便座ではなかったので、タオルを濡らして持って行って拭いたり・・・
ノズルの先が曲がっている下洗い専用のプラスティックの入れ物が病院に売っていたので、それを買ってお水を入れてトイレに持って行って洗っていました。
いまでは、こんないいものが出ているんですね。
もっと早くこんな商品が欲しかったというのが感想です。
お風呂に入れなくても便利グッズがたくさん出ているので、それらを上手に使ってつわりのきつい時期を乗り切る方法もあります。
1つ目は便利グッズを使う方法でした。
2つ目はお風呂に入る時間をずらす。
夜に悪阻(つわり)がひどくなる人は、お風呂に入るのを朝に変えてみてはどうでしょうか?
夜は疲れるので、そのまますぐに寝れる状態にしておくと随分と楽になりませんか?
お風呂は絶対、夜に入ると決まっていないので、その辺は臨機応変にすればいいと思います。
お風呂に長く浸かっていると吐き気をもよおすなら、シャワーだけにするとか朝にこだわらず、気分のいい時にこまめにシャワーを浴びるようにすれば汚れも気にならないと思います。
また季節にもよりますが、あまり汗をかかない時期は毎日シャンプーしなくても髪の毛もべたつかないと思います。
家も洗浄便座のおうちが当たり前なので、お下の方は気にならないと思います。
型にはめ込まず、その時、その時に応じた対応をすればつわりの時期でも楽に過ごす事が出来ますよ。

また髪の毛でアドバイスなんですが、べたつきが気になる人は頭頂部だけでもシャンプーするとべたつきがなくなります。
全部洗うと時間もかかり大変ですが、頭頂部だけ簡単にシャンプーをして上からシャワーを流せば毛先の汚れもシャンプーがいきわたって少しは落ちます。
それにべたつきがなくなるだけで、気分的にもスッキリ感が味わえて楽になりますよ。
もうひとつ、髪の毛が長いとシャンプーした後のドライヤーに時間がかかりますよね。
思い切ってショートヘアにすると楽になりますよ。
髪の毛は直ぐに伸びます。
出産後の方が忙しくなって美容院に行く時間もないと思うので妊娠中に行っておいた方がいいです。
産後は抜け毛もひどくなるので、絶対ショートヘアがおすすめです。
まとめ
今回はつわりがひどくてお風呂に入れない時はどうしたらいいのかについてまとめてみました。
一番の答えは無理して入らなくてもいいという事です。
自分が気持ち悪いなら別ですが、周りに臭いがして迷惑をかけないかと心配する必要はありません。
悪阻(つわり)でお風呂に入れない時はほんの数カ月です。
私のように妊娠発覚後から出産ぎりぎりまで入院していれば8か月ぐらいお風呂に入れないときもありますが(笑)
それも今思えば、長い人生の間のほんの8か月の間だったんですよね。
でもその時はお風呂に入れない事でストレスがすごく溜まっていました。
毎日、鏡を見てはため息をついたり看護師さんにしつこく「もうお風呂に入っていい?」って何回も聞いたり今思えばつまらない事ですよね。
経験した人にしか分からない事です。
この記事が悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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