夫婦仲はよく、子供たちも父親になついている。
パパが休みの時には、買い物に行ったりキャンプに行ったり、夏休みや冬休みは実家に帰ったりと比較的うまくやっていた親との関係も同居が決まった途端に壊れている場合もあります。
私がそうでした。
同居する前は嫌なことがあっても、しばらく顔を合わさなかったらお互い忘れるし。
そんな感じでうまく行っていたのに同居したとたん、それが毎日になると我慢できなくなってしまいます。
でも子供がいる時はこんなことぐらいで離婚していいのかな悩みますよね。
一時の感情で子供たちに寂しい思いをさせていいのか自分が我慢をすればすべてうまくいくのでは?と私も随分なやみました。
今回は私の経験を交えてアドバイスします。
離婚を相談
離婚が頭をよぎれば、やはり誰かに相談しますよね。
両親がいる人は両親に相談することが一番多いのではないでしょうか。
私の場合は両親がいなかったので友人に相談しました。
友達A「私ならとっくに離婚しているよ」
友達B「ちょっと我慢したらそのうち亡くなるんだから。そしたらあの家は全部あんたのものじゃん」
友達C「外面はいいからそんなにきつい姑さんには見えないんやけど」
3人、それぞれ言う事が違いました。
でも私の場合は、もし両親が生きていれば怒られるので離婚はしなかったと思います。
辛くてもずっと一人で我慢していたでしょうね。
友人に言われた言葉を胸に、ひとりで悶々と悩みました。
子供たちはおしゅうとさんを怖がっていたので、離れたかったようです。
というのも息子は色弱で色が見えにくかったんです。
それを毎日、おしゅうとに怒られていました。
私の父親が色弱だったので隔世遺伝したみたいです。
私が憎いと私の子供たちまで憎くなるのでしょうか。
同居が始まった頃
私の元夫は兄と妹の2人兄弟で、長男でした。
結婚当初からゆくゆくは同居してねって言われていましたが、結婚した時はまだまだ先の事だしピンときていませんでした。
私もその時は若かったので・・・
元夫との仲もそれほど悪くなく、子供も3人いました。
休みの日は家族で買い物に行ったり外食をしたり、子供が小さかったので自然に触れさせようと年に数回はキャンプにも行っていました。
そしてそれは結婚後13年目にやってきました。
私たちは、その当時分譲マンションを持っていて、元夫の両親は一軒家を持っていました。
その両方を売って大きな一軒家を買う事になり同居が始まったんです。
私も同居したからには姑とうまくやっていかなければいけないと思い、3食の食事の用意、お風呂洗い、洗濯は全て私がやりました。
主婦が二人いても仕方ないので、私はパートに出る事にしました。
する事をすれば家にいなくても大丈夫だと思ったんです。
そして、姑に一番下の娘の保育園の送り迎えをお願いしたけど、断られました。
それからは仕事と送り迎えと食事の用意と毎日がバタバタでした。
姑は私がパートに出るのが気に入らなかったようです。
離婚のきっかけとなった出来事
べランダで洗濯物を入れていると、私の友達が来るのが見えました。
私が急いで階段を下りていく時に、おしゅうとに会いましたが友達が来ているのでそのままスルーして玄関まで行きました。
その態度が気に入らなかったみたいです。
「せっかく教えてやろうって思っていたのに無視をした」
というのがおしゅうとの言い分でした。
おしゅうとは私の部屋の扉を足で蹴飛ばして「出てこい」と怒鳴りました。
それを聞いた時に今まで我慢をしていたことが全て爆発する音が私の心の中で聞こえました
子供たちは怖がって震えているし、もう地獄のようでした。
出ていって話をしても相手は2人。
って言うか、顔を見るのさえ怖かったです。
2対1で話しあっても仕方ないので、主人が休みに時に話し合う事になりました。
それまではお互いがお金を出し合って生活をしていましたが、それをきっかけに家計は別にし、光熱費もすべて折半する事になりました。
もちろん家計費を別にするので、食事も自分自分でする事になりました。
これで年寄り用のご飯を作らなくて済むと気が楽になりました(笑)
でもその事件からは私も出来るだけ顔を合わせないように、ご飯を作る時間帯にもすごく気を使いました。
私たちは2階で生活をして嫌のですが、下で物音がするとお腹が痛くなりうつになる一歩手前まで行きました。
それが原因で体重は10kg減り、離婚を意識したのはこの頃です。
そこから家を出ていくためにお金をため始めました。
そして4か月後に100万円溜まったので、子供たちを連れて家出をしました。
ちょうど夏休みでした。
車の中で寝泊りをしながら、私はそこからパートに出かけていました。
元夫との話し合い

私が家を出てから、主人からは「いい加減にしろ」の怒る電話が毎日かかってきました。
どうして家を出て言ったのかの訳を聞くのではなく、ただ怒鳴るだけ。
もうこれは一緒にやっていけないと離婚に向けて話し合いを始めました。
その時に一番もめたのが子供の親権です。
子供たちは「離婚しないで」って泣きました。
でももう姑たちとの同居は無理なので、私たち家族5人で家を出て別に暮らすしか方法はありません。
それも元夫に提案しました。
でも却下!
「出ていくなら、お前ひとりで出ていけ」と言われ結婚して17年間の絆は出来ていなかったんだと実感しました。
離婚してからの生活
最初は元夫が子供たちを引き取ることになっていたのですが、姑さんにしては私の子供だから憎かったんだと思います。
面倒を見るのがいやだと断われました。
そして子供たちは私のもとに。
元夫から養育費はもらっていましたがそれだけでは到底足りなくて、私も4つのパートと内職を掛け持ち必死で働きました。
この時はちょっと離婚した事を後悔しましたね。
「離婚しなかったらこんなに働かなくても良かったし、退職金もあるから老後はゆっくり暮らせたのに」って・・・
後悔をする前に知っておくべき事
私のように離婚してから後悔しないようにするには、いくつか知って置くべき事があります。
どうして離婚しないといけないのか?
これが一番重要です。
離婚の理由

離婚の理由をはっきりさせる事は大事です。
自分たちが会わない事で離婚するなら納得もできるので、後悔はしないと思います。
でも私のように親が原因で離婚する場合は、やはりもう少し我慢していたらって後悔が残ります。
離婚を決意したらとことん話し合うのが鉄則です。
同居を解消するとか自分たちが原因でない場合は、何か解決策があると思います。
夫婦仲がいい場合
離婚理由もそうですが、夫婦仲がいいなら離婚することもないですよね。
夫婦で話し合えば離婚を回避する事が出来ます。
親が原因でも離れて暮らすことで離婚しなくて済むし、親に一切干渉しないでくれって強く言える旦那さんなら同居でもやっていけるかもしれません。
せっかく夫婦仲がいいのに、親の事で離婚するなんてばからしいですからね。
子供が祖父母に懐いている場合
子供たちが祖父母に懐いている場合は、離婚すると孫に会えなくなるので、祖父母も離婚はして欲しくないと思います。
そんな時はある程度、こちらの要求も聞いてくれそうですね。
そもそもそういう祖父母なら普段から協力的なので離婚話が出てくる事もないと思います。
家事や家計でもめる
同居すると、よく家事の分担や家計費の事でもめる家庭もありますよね。
私もそうでしたが、家族の人数が違うのに同じだけの家計費を出すのは不公平と言われました。
その分、私が家政婦のように家の事をしていると説明しても、それとこれとは別問題のようでした。
こうなれば家計は別にして自分のご飯は自分ですれば問題解決です。
うちの場合は冷蔵庫に入れるのも名前をかいて入れていました。
まとめ
私は離婚して後悔していませんが、中には後悔している人もいるみたいですね。
生活があまりにもしんどかったら後悔するのかもしれません。
確かに女でひとりで子供を育てていくのは大変でした。
でもそれより誰にも気を使わなくていい方が私は精神的に楽でした。
子供たちと4人の生活はすごく楽しかったです。
こればかりは人それぞれ考え方が違うのでなんとも言えません。
でも離婚した後の生活をよく考える必要はあります。
生活していけるなって思ったら離婚を考えてもいいかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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