離婚したら別居するのが当たり前と思っていたのですが、最近では離婚しても、そのまま同居する「離婚同居」というものがあるそうです。
これはお互いに諸事情があって別居できない元夫婦のためのもので、ちゃんと届を出せば役所も認めてくれます。
でも子供がいたらこの離婚同居も線引きが難しくなりますよね。
今回は離婚同居が子供に与えるメチット・デメリットについてまとめてみました。
離婚同居とは?

離婚同居とは、離婚しても同居を続ける事です。
最近はいろんなメリットを考えて離婚しても、今まで通り同居するカップルが増えています。
昔では考えられなかった事ですが・・・
離婚理由にもよりますが、夫ではなく同居人としてならやっていけるかもって考える場合は離婚同居にはたくさんのメリットがあります。
詳しくは以下の記事も参考にしてくださいね。
⇒離婚しても同居するカップルが増えている?離婚後同居のメリットは?
離婚同居の本音
離婚同居を決断するカップルの本音は、
- 子供が転校するのを嫌がった
- 実家に帰っても肩身が狭い
- 母子家庭手当がもらえる
- 家賃がうく
- パートの収入だけでは食べていけない
- 光熱費、生活費を折半すると経済的
- 大きく生活環境を変えなくてもいい
- 職場を変えなくてもいい
- 近所にばれない
だいたいこのような理由が多いと思います。
確かに別所帯を持つより、同居していた方が生活費やその他モロモロ経済的ですからね。
ただ自分たちはいいですが、子供は離婚同居を理解できないと思います。
離婚同居のルール
離婚同居するにはまずルールを作る必要があります。
離婚したとは言え、元々は夫婦だったのでつい甘えが出てしまいますからね。
- お互いのプライベートに干渉しない
- いがみあわない
- 離婚はしても子供たちの親に変わりはないので、子供の事を一番に考える
- 自分の事は自分でする
- 子供の事はお互い交代で見る
特にいがみ合わない事は大事ですね。
子供が見ていますから。
まだ離婚がわからない子供は親が離婚したとはいえ、いがみ合っていると悪い影響を与えます。
この辺は離婚同居のデメリットになるのかもしれません。
復縁を望むならだ離婚同居はチャンスです。
ただ、けじめがつかない事がデメリットかもしれませんね。
子供と自分だけのご飯を作って食べていても、子供が「パパに一緒に食べよう」と言えば断るわけにもいきません。
その辺はルール通りにはいかないと思います。
離婚が子供に与える影響

親が離婚をすると子供は苗字が変わる可能性があります。
それが理由でいじめに遭うかもしれません。
母親が連れて出るなら転校という形も取れるので、苗字が変わっても新しい学校ではばれないかもしれません。
私の場合は、転校はしたのですが子供が苗字を変えるのは嫌だといいました。
せめて高校生になるまでは元夫の苗字を名のりたいと言ったので戸籍上だけ変えて、学校には事情を話し、元夫の苗字で通称として名のっていました。
まだ前の学校の友達と遊ぶから苗字を変えたくなかったのかもしれませんが、その辺の子供たちの心理はよくわかりません。
でも新しい学校でもどこからともなく、母子家庭という事がばれて一番下の娘は「乞食」と呼ばれていじめられていました。
私は子供たちに貧乏を味わわせないように努力してきたし、塾にも行かせてエレクトーンやお習字も習わせていました。
でも母子家庭と言うだけで貧乏に結び付けるのが子供の世界なのかもしれませんね。
この時に離婚が子供に与えるものは、一生消えない心の傷だと感じました。
子供がいる場合の離婚同居
子供がいる場合の離婚同居にはメリットばかりではありません。
中にはデメリットもあります。
順番に説明しますね。
メリット
子供がいる場合は離婚同居はすごくいいと思います。
だって子供をきっかけにまた復縁できるかもしれないじゃないですか。
子供がいるとツンツンしてられないし、会話も自然と増えてきますからね。
経済的な部分だけでなく、外から見てもばれないので学校の友達にいじめられることもありません。
それに仕事で遅くなる時も安心ですよね。
今までは自分ひとりでやってきた家事も分担できるので仕事も減ります。
なんといってもやはり子供は可愛い!
「お互い、この子たちのためにもまた復縁するか」って気持ちになってしまうかもしれませんね。
デメリット
では逆にデメリットはあるのか?
これは本当に離婚したいけど、経済的な理由で一時的に同居している場合は子供がいて和やかなムードになるのは困りますよね。
早く出ていきたいけど、お金がない。
その間にも子供たちはどんどんパパと仲良くなって行く。
そうなると、別居するときに子供に行きたくないと泣かれたら困りますよね。
それに新しい彼氏が出来た時です。
子供を含めてデートをした時など、家に帰ってからそれを事細かく話されたら気まづくなりますよね。
お互いプライベートには干渉しないというルールを決めているとはいえ、やはりそこは知られたくないというのが本音ではないでしょうか。
まとめ
今回は離婚同居が子供に与えるメリット・デメリットをお伝えしました。
子供のためには離婚しない方が一番なのですが、こればかりは夫婦の問題なので子供がいるからやめるというのも難しいですね。
離婚同居するにも子供の事をよく考えてから決めてくださいね。
メリット・デメリットをはかりにかけてメリットの方が多いなら離婚同居もありだと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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